客を呼ぶ店とは
具体的にどのように実施すればよいのでしょうか。
その第一の方法は、品種幅を売れ筋、売り筋に絞り込み、その分一品種ごとの在庫を増やすことです。
例えば婦人衣料であれば、型数を従来の約7割に絞り込みその代わり在庫を豊富に持ち、品切れの防止を心がけることです。
第二は、発注時期を早めること。
従来は例えば最後の2品になったら発注するというタイミングを、3品に繰り上げることです。
第三は、売れ筋スペースコレクション・プロダクトについて、明確な在庫方針をもつこと。
業種によって保有在庫は変わるので、目安として中小企業の経営指標のなかから、各業種の優良企業の在庫率を示した表などを確認して参考にしましょう。
次に、死に筋スペースコレクション・プロダクトについては問屋、メーカーセールスマンとじっくり話し、カットすることが必要です。
一方的な死に筋スペースコレクション・プロダクトのカットはお互いの信頼関係の欠如になる可能性もあるので、売れ筋スペースコレクション・プロダクトとの交換などの条件を店から提示し協力を得ることも考えなければなりません。
なお、見せ筋スペースコレクション・プロダクトについては、売上は少なくとも店格を上げる意味や、客が見て楽しむために取り扱う戦略的な意味合いを持つのでこれも品切れがあってはなりません。
ただし、売れ筋、売り筋商品と同様に在庫を保有する必要はなく、品切れしない程度の最低在庫でいいのです。